「家事は50:50で公平に」が、
なぜか夫婦をすり減らす理由
🥺「結婚したら家事はちゃんと分担してほしい。でも、夫が動いてくれない…」
🤔「共働きなのに、なぜか自分ばかり家事をやっている気がする」
😔「『50:50で公平に』と話し合ったのに、いつの間にかギスギスしてしまった」
こんな声、本当によく聞きます。
こんにちは、大阪で結婚相談所をしている田川です。
1度目の恋愛結婚からの結婚生活で13年苦労して、離婚後、結婚相談所で再婚活をして半年で成婚しました。その経験から「信頼結婚メソッド」という婚活方法を発信しています。
今日は、婚活でも結婚生活でも避けて通れない「家事分担」の話。
結論から書くと…「50:50で公平にしよう」と頑張るほど、夫婦はすり減ってしまうんです。なんでだろう?というお話をしてみますね。
まずは現実から。共働きでも家事は妻に偏っています
2024年の各種調査によると、共働き夫婦の家事分担は今もこんな感じです。
- 共働きでも「妻負担が多い」夫婦は8割超(妻の約68%が家事の7割以上を担当)
- 最も多い分担比率は「妻7割・夫3割」
- 「献立を考える」「食材の在庫を把握する」などの『見えない家事』は妻負担が約9割
- 家事分担への満足度は男性86%、女性は54%
共働きが当たり前になっても、家事は依然として妻に大きく偏っているんですよね。
「もっと公平にしてほしい」と感じる方が多いのは、当然のことだと思います。
でも、「50:50を目指す」とギスギスしてしまう不思議
ここからが少し意外な話なんですが、「家事を半分こにしよう」と話し合えば話し合うほど、夫婦の関係が冷えていくケースを、現場で本当によく見ます。
なぜそうなるんでしょう?
「分担」という発想には、こんな副作用がついて回るからなんです。
- 「これは私の担当、これはあなたの担当」と線を引く感覚になる
- 相手の手抜きや忘れに「ズルい」「不公平」と感じやすくなる
- 自分が体調を崩した日に「なんで代わりにやってくれないの」と腹が立つ
- 「やってもらって当然」「やらないと怒られる」の関係になる
気づくとお互いに採点しあう関係になっていて、ふと「あれ?こんなことするために結婚したんだっけ?」と寂しくなる…。
1度目の結婚で、私もちょっと似たような感覚を味わいました。
本当の犯人は「ベキ思考」だった、という気づき
1度目の結婚生活では、私はこんなふうに自分を縛っていたんですよね。
- 妻は夫の幸せのために頑張るべき
- 強くあるべき
- 家族を助けるべき
- ダメな夫を優しく導くべき
- 家族の健康を守るべき
- 家は清潔に保つべき
- 少々の事は我慢するべき
……書き出してみると、なかなかな量です(笑)。
誰に言われたわけでもないのに、「ねばならない」を勝手に背負い込んでいた。
そうやって自分を縛ってヘトヘトになっていたら、当然、夫の家事スキルや動きにもイラッとします。「私はこんなに頑張ってるのに、なぜあなたはやってくれないの」って。
でもこれ、よく考えると、夫が悪いんじゃないんですよね。
自分でつくった『ベキ思考』のルールに、自分が苦しめられていた。
そしてそのルールを、知らないうちに夫にも押し付けていたんです。「私はこんなに頑張ってるんだから、あなたもこうあるべき」って。
「分担」より「お互いに思いやり合う」という視点
では、どうしたらいいのか。
信頼結婚メソッドの軸はシンプルです。
家事を「分担」するのではなく、「お互いに思いやり合って、できる方ができることをやる」
「公平に分けよう」じゃなくて、「相手が今しんどそうだから、今日は私が多めにやろう」「あなたが頑張ってくれたから、ありがとう」のキャッチボール。
これは綺麗事に聞こえるかもしれません。でも、信頼で結ばれている夫婦は、不思議とこの感覚を自然にやっているんです。
大事なのは「割合」じゃなくて「気持ち」。同じ割合でも、お互いに感謝で動いている夫婦は穏やかで、「やらされている」感覚の夫婦はギスギスします。
具体的に試したい3つのこと
① ベキ思考のリストを書き出して、半分くらい捨てる
「妻なんだから/夫なんだから、こうあるべき」というルールを、紙にぶわっと書き出してみてください。
書いてみるとびっくりするくらい多いはず。そして、その半分くらいは「別に絶対やらなくてもいいかも?」と気づくはず。
洗濯物を畳まずカゴに入れたまま着る日があっても、人生は壊れません。本当に大事なことだけ残して、あとは肩の荷を降ろしてみる。
② 「ほどよい手抜き」を罪悪感なく取り入れる
ヨシケイや生協のミールキット、冷凍食品、惣菜、家電…使えるものは全部使う。
「毎週水曜は冷凍パスタとインスタントスープの日」って自分で決めちゃう。
私も前の結婚時、夫婦で仕事をしていて疲れ果てて、夕飯どころか片付けすらできない時期がありました。そんな時期は毎日鳥貴族に夕飯食べに行ってましたよ🐔「ただいま〜」って言いながら。
それでも家族は元気に育っています。ほどよい手抜きは、主婦の仕事のうちです。
③ 「ありがとう」と「ごめんね」を惜しまない
分担表より100倍効くのが、この2つの言葉です。
「お皿洗ってくれてありがとう」「今日は疲れて作れなかった、ごめんね」
ただこれだけ。
「やって当たり前」「私の方が大変」の空気がなくなって、お互いに労り合う雰囲気が育つと、自然と相手も動いてくれるようになるんですよね。
婚活段階では、家事の話を「お互いに話し合ってみる」
「結婚してから揉めたくないから、婚活中にしっかり家事分担を決めておきたい」と思う方、多いです。
気持ちはとてもよくわかります。でも、ここでも「分担」を契約のように決めようとすると、お互いに身構えてしまうんですよね。
大切なのは、相手をチェックすることではなく、お互いの家事や暮らしへの感覚を、肩の力を抜いて話し合ってみること。
たとえば、こんなテーマです。
- 家事への向き合い方を、お互いに言葉にしてみる(得意・苦手、好きな家事・嫌いな家事)
- しんどい時に、どう助け合いたいかを二人で話してみる
- 家電や外食・外注を頼ることへの感覚をすり合わせる(「楽するのは悪」と感じるか、使えるものは使うか)
- 「ありがとう」「ごめんね」を、どんなふうに伝え合いたいかを共有する
こういう話を二人でしてみると、細かい分担表より、よっぽど結婚生活の土台が育っていくんです。
そして、もし話してみて感覚が違っていても大丈夫。違いがあるからこそ、二人で答えを作っていくのが信頼結婚メソッドの考え方なんですよ。
まとめ:家事は「割合」より「気持ち」
長くなったので、最後にぎゅっとまとめ。
- 共働き家庭でも家事は妻に偏っている(妻7割が最多)。これは事実
- でも「50:50で公平に」を頑張ると、お互いを採点しあう関係になりやすい
- 本当の犯人は「ベキ思考」。自分を縛るルールが、相手への不満につながる
- 「分担」より「お互いに思いやり合う」。割合より気持ち
- 具体策は、ベキ思考を捨てる/ほどよい手抜き/ありがとうとごめんねを惜しまない
- 婚活段階で見たいのは「分担表」ではなく、相手の在り方
家事分担の話は、実は「2人でどんな関係を築きたいか」という根っこの話につながっています。
採点しあう関係か、思いやり合う関係か。
その違いを意識するだけで、結婚生活は驚くほど変わっていくと思います。
少しだけ、肩の力を抜いてみませんか🕊️
新着のお知らせは、公式LINEで
新しい記事や動画のお知らせをLINEでお届けしています。
気になることがあれば、このLINEからそのまま気軽にメッセージも送れます。