「成婚はゴールじゃない」
… 結婚してからが本当のスタートです
😊「成婚さえできれば、あとは自然と幸せになれると思っていた」
😟「とにかく結婚したい一心で、結婚してからの暮らしまでは考えられていない」
🥺「結婚がゴールに見えて、婚活そのものがしんどい」
婚活のご相談に乗っていると、こんな声を聞きます。
こんにちは、大阪で結婚相談所をしている田川です。
1度目の恋愛結婚からの結婚生活で13年苦労して、離婚後、結婚相談所での再婚活をして半年で成婚しました。
今日は「成婚(結婚)はゴールなのか、スタートなのか」という話をします。
ここの捉え方ひとつで、婚活も結婚生活も、進む方向がまるごと変わってくるんです。
成婚は「ゴールテープ」ではなく「スタートライン」
婚活をしていると、どうしても成婚がゴールに見えてきます。
お見合いを重ねて、真剣交際に進んで、プロポーズ。
そこまでの道のりが長いぶん、成婚退会を「上がり」だと感じてしまうのは自然なことです。
でも、正直にお伝えします。
成婚はゴールテープではなく、スタートラインです。
結婚は「この人と仲良く生きていこうね」という約束をした地点にすぎません。
そこから、ふたりの本当の暮らしが始まっていきます。
成婚をゴールにしてしまうと、いちばん大事な「その先」の準備をしないまま結婚生活に入ってしまうんです。
1度目の私は、結婚をゴールにしてしまいました
これは、まさに1度目の私の話です。
正直に言うと、当時の私は「結婚をゴールにするぞ」と強く思っていたわけでもありませんでした。
付き合って、同棲もして、これといって決定的な別れにつながるような事件も起きない。
だったら、そのまま結婚するのが当たり前なのかな…そんな、流れに乗るような感覚だったんです。
でも今振り返ると、これも立派に「結婚をゴールにしていた」状態でした。
「ここまで来たんだから結婚」と考えて、その先の二人をどう育てていくかは、まったく考えていませんでした。
そこに「気が合って、一緒にいて楽で、楽しい」という感覚も重なって、「楽しいのが一番。それが仲良し夫婦の秘訣でしょ」と、どこかで思い込んでもいたと思います。
ところが、暮らしを共にすると、少しずつ違いが出てきます。
お金のこと、子育てのこと、休日の過ごし方、言葉のかけ方。
流れで結婚した私は、その違いが出てきたときに、二人で乗り越える方法を何も持っていませんでした。
結果として13年間苦しんで、離婚することになりました。
なんとなく始めた結婚は、なんとなくでは続けられなかったんです。
再婚で変えたのは「結婚してからも二人で育てる」という前提
離婚を経て、私は自分自身と向き合いました。
私はもともと、何でも自分でやりすぎて「おかん」みたいな立ち位置になりがちでした。
甘えるのが苦手で、助けられたり支えられたりするのが下手。
優しくされると、なぜか逃げたくなってしまう。
そんな自分の課題に気づいて、「受け取る」ことを意識的に大事にするようになりました。
そして再婚活のときに意識していたのは、お相手を見定めることではありませんでした。
1度目のように「今が楽しいか」「相手の機嫌がいいか」で考えるのではなく、自分は目指す生き方としてどう在りたいか、二人が一生仲良くいるために自分はどうしたいかを考えたんです。
相手にどうしてほしいか、ではありません。
私自身が思いやりを持って、相手が大事にしているものを一緒に大事にしていきたい。
もし難しいことが起きても、どちらかが我慢するのではなく、二人で一緒に乗り越えていきたい。
そうやって二人で信頼を育てていける関係を、自分から築いていきたいと思っていました。
1度目との決定的な違いは、ここだったと思います。
1度目は「楽しいからゴールイン」でした。
再婚では、結婚をゴールではなくスタートラインとして考えられるようになっていたんです。
結婚してから、何を積み上げていくのか
では、スタートラインを切ったあと、二人で何を積み上げていけばいいのでしょうか。
難しいことではありません。日々の小さな積み重ねです。
- してもらったことに、ちゃんと「ありがとう」を言葉にする(当たり前にしない)
- 違いが出てきたら、どちらが正しいかではなく「どうしたら二人で心地よくいられるか」を話し合う
- 相手の親切や優しさを、遠慮せずに受け取る(受け取ることも、相手への贈り物になります)
- 「察してよ」ではなく、うれしいことも困っていることも、言葉にして伝え合う
どれも派手さはありません。
でも、この小さな積み重ねが信頼になって、二人の土台をだんだん厚くしていきます。
私が考える愛とは、相手が幸せだと自分も幸せになれる、その循環のことです。
その循環は、結婚してからの毎日の中でこそ育っていくものだと思っています。
信頼を育てていれば、離れていても穏やかでいられます
今、私の夫は北海道に単身赴任をしています。
物理的には、離れて暮らしているんです。
それでも、日々は穏やかです。
近くにいるかどうかよりも、二人のあいだに信頼が積み上がっているかどうかのほうが、ずっと大きいと感じています。
成婚をゴールにして、そこで関係づくりを止めてしまっていたら、きっとこの穏やかさはなかったと思います。
結婚してからも二人で信頼を育て続ける。
その前提さえ持っていれば、暮らしの形が変わっても、揺らがない土台が残るんです。
まとめ:成婚した瞬間から、本当の物語が始まります
- 成婚はゴールテープではなく、スタートラインです
- 1度目の私は「楽しさ」だけで結婚をゴールにして、違いが出たときに乗り越えられなかった
- 再婚で大切にしたのは、相手を見定めることではなく「自分がどう在りたいか、二人が一生仲良くいるために自分はどうしたいか」
- 積み上げるのは、感謝を言葉にする・違いを話し合う・優しさを受け取る、という日々の小さなこと
- 信頼が育っていれば、離れて暮らしていても穏やかでいられる
だからもし今、婚活が「ゴールを目指す苦しいレース」に感じているなら、少しだけ視点を変えてみてください。
本当の物語は、成婚した瞬間から始まります。
ゴールを取りにいくのではなく、一緒にスタートラインに立ちたいと思える人を、これからじっくり見つけていきましょう😊
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