一人で頑張らない
婚活の悩みは、誰にも言えない
😔「親に心配をかけたくなくて、婚活のことは話していません」
🥺「友達はみんな結婚していて、今さら相談できなくて…」
婚活の悩みには、独特の言いにくさがあります。仕事の悩みなら同僚に話せても、婚活は頑張っていること自体を知られたくないという気持ちが先に立ちます。だから多くの方が、たった一人で、誰にも言わずに頑張っています。
実は私自身が、そのいちばん極端な形をやってしまった人間なんです。
号泣しながら電話するまで、誰にも相談しませんでした
1度目の結婚で、私は本当に全部を一人でやろうとしていました。辛いことがあっても、誰にも相談できませんでした。実家は遠く、母には心配をかけたくない。そうやって13年、一人で抱え続けて、離婚の間際になって初めて、母に号泣しながら電話をしました。それまで、何も相談していなかったんです。
当時の私には、代わりにやっていたことがあります。辛いとき、教えてgooのようなネット掲示板の主婦カテゴリーを見に行くんです。相談しようと思って開くのに、自分では投稿しません。代わりに、自分よりずっとひどい境遇の相談…すごく伸びているトピックを読んで「あ、私はまだまだ大丈夫だ」と思う。それを繰り返していました。
今ならわかります。「大丈夫」の基準が「もっと悲惨な人がいるかどうか」になっていたんです。それは、自分の辛さに向き合わないための仕組みでした。もし今、同じことをしている方がいたら、覚えておいてほしいんです。その「まだ大丈夫」は、大丈夫のサインではありません。
人が変わるとき、必要なのは応援でした
そんな私が変われたのは、心理学を学んだ場での体験がきっかけでした。ただ、私を変えたのは知識やノウハウではなかったんです。仲間の存在と、体験談のシェアでした。
そこには、私の人を愛する力を無条件に信じてくれるメンバーがいました。いろんな人の体験談を聞くうちに「こんなに人生がうまくいってそうな人でも、こんな辛さや葛藤があったんだ」と知って、「人を私も受け入れられるかもしれない」と思えるようになりました。
誰かが応援してくれている。ここに自分がいてもいいんだと思える。人が変わろうと動き出す瞬間に必要なのは、この安心安全の場なんだと、身をもって知りました。
「保健室」のような場所があります
私の相談室の名前は「信頼結婚相談室」といいます。この「相談室」には、学校の保健室のイメージを込めました。どこか痛くなったり、怪我をして気持ちが落ちてしまったとき、一人で悩むのではなく「とりあえず保健室に行こう」という感じで集まれる場所にしたかったからです。
婚活は、うまくいく日ばかりではありません。お断りされて落ち込む日も、やる気が出ない日もあります。そういうとき、一人で「まだ大丈夫」と言い聞かせて走り続けるのではなく、話を聞いてくれる誰かのところへ行ってほしいんです。
そしてこれは、婚活期だけの話ではありません。1-6でお伝えしたとおり、結婚してからのほうが、乗り越えることはたくさん出てきます。夫婦で意見が違って、二人ともが一人ぼっちになってしまったとき、離れる方向ではなく、二人が再びつながれるように応援してくれる場所。そういう場こそ、成婚後にも必要だと私は思っています。
仲間と学び合うと、婚活は変わります
一人で頑張らない方法は、相談所に入ることだけではありません。この教科書で学んだことを、信頼できる誰かと話してみる。同じように婚活を頑張る仲間と、体験を共有し合う。それだけでも、婚活は孤独な戦いから、仲間と学び合うトレーニングに変わっていきます。
私自身、仲間の体験談に何度も救われて、変わることができました。だから今度は、私がその場を作る番だと思っています。
1-1でお伝えしたとおり、婚活は自分を高めるトレーニングです。そしてトレーニングは、一人でやるより、応援してくれる誰かがいるほうが、ずっと遠くまで行けるんです。
この章のまとめ
- 婚活の悩みは言いにくいものです。だからこそ、意識して一人で抱えない工夫が要ります
- 「もっと悲惨な人よりは、まだ大丈夫」は、大丈夫のサインではありません
- 人が変わろうと動き出すとき、必要なのはノウハウより、応援と安心安全の場です
- 落ち込んだら「とりあえず保健室」のように立ち寄れる場所を持ってください
- 婚活も結婚生活も、一人で頑張らない。仲間と学び合えば、ずっと遠くまで行けます
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